ご購入ありがとうございます😭当ブログの広告リンクから楽天、amazon等で買い物していただけるとブログ運営に非常に助かります。引き続きご協力をお願い致します。

酸素発生器(濃縮器)と酸素室の重要性について

今回のお題は酸素発生器についてです。我が家では2台完備していて大夕張のコロが亡くなる直前まで使用していました。酸素室については最初は三角テント、各辺が1mのビニールハウス、アクリル板を使用した酸素室を自作していました。かなり大活躍をしましたので重要だと思い記事にしました。

目次

経緯

ベンガルのクーから始まった。

我が家で酸素発生器と酸素室が必要になった理由は、クーが胸腺癌が発覚して肺に転移していたことから始まりました。突然呼吸が荒くなったので調べたところ胸水が溜まって肺の膨らむスペースが無くなったことが原因だったのですが胸水を抜いていったん落ち着きました。肺癌はまだ症状が出ていなかったのですが後々必要になると思いますと山○先生にアドバイスをもらったため長期戦になるのを想定して思い切って購入しました。

↑初代酸素発生器です。三角テントが付属でついていたのでずっと愛用していました。だんだんビニールが劣化してしまい、現在は使用していません。酸素室の中の濃度はだいたい35%ぐらい(チャック閉めている状態)出入り出来るように開けている場合は28%ぐらいは濃度あったと思います。

クーはその当時は比較的元気で酸素が無くても生活は出来ていたため出入り出来るように全面のチャックを開けていました。一ヶ月ぐらいすぎてからはだんだん酸素室にいることが多くなり食事とトイレ以外は酸素室にいるようになりました。放射線治療が駄目で抗がん剤治療に切り替えたあたりで酸素室をもっと広くしようって話になり各辺が1mくらいのビニールハウスを購入しました。食事と水は酸素室で食べてもらうようにしました。トイレは匂いで充満したら可哀想だと思い酸素室のすぐ隣に設置して負担がかからないように工夫しました。あと酸素発生器も一台じゃ不安になり二台目を購入しました。三角テントはOC-1T、ビニールハウスはOC-3T。

ユ○チャ○ムのシステムトイレ(ゼオライト&シリカゲルタイプ)を酸素室に入れると異常なくらい二酸化炭素が充満しました。原因は不明ですが二酸化炭素中毒になると思うので使用しないでください。

↑3L90%で発生させるので多少酸素室が広くても十分すぎるくらいパワーがありました。これはおすすめです。

ベンガルMIXのチヨちゃんが突然倒れた。

その年の初めに体調を崩していてあまり食べられないようになっていたチヨちゃんが突然トイレで倒れました。原因不明の食欲不振で自力で食べることが出来ずロイヤルカナンのリキッドなどあげていたのですが近所の獣医が体力つければ大丈夫って言われていたので意味がわかりませんでした。ずっと倒れたままになっていたのでクーに高濃度の酸素室を譲ってもらい寝かせていました。(その間は三角テントに移動)獣医に電話したところもう何もしてあげられることは無いと言われてしまいそれでも病院に連れて行こうとしたのですが、酸素室で最後を迎えることになるから自宅の酸素室で看取ってあげてくださいと言われました。最後は暴れることもなく静かに息を引き取りました。

アビシニアンのモナちゃんが肝臓癌発症

チヨちゃんが倒れる一ヶ月前ぐらいにモナちゃんの健康診断をしていたのですが肝臓の数字が高いのでサプリをあげて様子を見てみましょうと獣医から言われていました。チヨちゃんが亡くなった後、モナちゃんの歩き方が変だったのでサプリの効果が出ているかも気になっていたので病院に連れて行きました。検査結果は肝臓の数字は最悪で末期の腎不全にもなっていました。もうこの病院は駄目だと思い、クーが通っている大学病院を紹介してもらい検査してもらいました。病院はFIPかもしれませんとか言ってましたが肝臓の末期癌でした。かかりつけ医が当てにならないので違う病院を探して大学病院以外の治療をしてもらうことにしました。

クーとモナが弱っていく

モナちゃんが末期癌と診断されてから数週間後クーが酸素室から出れない体になってしまいました。酸素発生器がフル活動になっていたため負荷で壊れたら大変なことになると思いもう一台酸素発生器を購入しました。

かなり大きいですがOC-3Tと違って流量を多く送り込むことができます。最終的にメンテナンスで酸素発生させるゼオライトも交換できるのでおすすめです。

一週間ぐらい使用したぐらいでモナちゃんが動けなくなりビニールハウスはクー、三角テントはモナちゃんが使用していましたがクーが亡くなり、次の日にモナちゃんが亡くなったので最終的に準備しておいて非常に助かりました。最後を看取るときはかならず必要だと思います。苦しみを少しだけでも軽減できるので悔いはありません。

大夕張のコロのときも大活躍

コロの場合は心不全による胸水になってしまったので胸水が落ち着くまでは大活躍でした。クーのときにもっと広い酸素室を作ってあげたいと亡くなる数日前にプランを練って未達成だったため思い切って酸素室の中でも生活できるようにコロナ対策で作られていたアクリル板を利用して作成しました。OC-3TとZ-3000の二台で濃度が保てたので最高でした。Z-3000の上位互換の購入も考えるくらい大活躍でした。

上の画像はアクリル板で作成した酸素室の初代です。コロが少し高いところを好んできたので改造して同じ枠で2階建てにしました。一階は酸素発生器などをおいて二階で生活してもらいました。画像が残っていませんでした。おそらく必死に世話をしていたので写真を撮る余裕がなかったみたいです。この酸素室がしばらく出てこない生活を望んでいます。

他に必要な物

酸素測定器

最初中国製の測定器を使用していましたがどうも不安定で最終的にユニコム製に変えました。特別難しい操作がないので安心して使用できました。

二酸化炭素測定&温度・湿度計

中国から輸入して使っていたのですがもっと画面が見やすい物を探した結果これに至りました。非常に見やすくネットワークカメラでも確認が楽でした。

注意すべき点

  • 酸素濃度が保てているか確認すること。
  • 二酸化炭素が充満していないか確認すること。
  • 湿度が高いと夏場だとさらに暑く感じるため確認すること。
  • 温度もビニールハウスだと暑い日だと上がりすぎるので注意すること。

二酸化炭素は空気の中でも重い部類になるので逃げ道を作って二酸化炭素の濃度が上がりすぎないように気をつけましょう。密封してしまうと窒息してしまいます😅

総括

我が家では結果的に酸素室で看取っているので必需品となっています。(コロは夜間動物病院ですが・・・)人間にも使えるので(今年引退した日ハムの選手が甲子園で使用していた報道有)損はないと思います。免疫アップで猫たちに吸わせるのも良いかもしれません。(自己責任)次に必要な時がきたら人も一緒に入れるようにZ-7000買う予定です😁酸素濃縮器はコロナにかかっても使えるのでおすすめです。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

大夕張で子猫を拾う。名前はコロ。検査は全部陰性。虫がいたので駆除し先住猫達と一緒に生活。その後、胸腺癌+肺がん、肝臓がん、原因不明で先住猫3匹が旅立ち。コロは腎不全と診断され2021年に心不全の末期と診断され8月に旅立ちました。今は膵炎+腎不全、腎不全、子猫達の6匹で生活しています。自分の経験と情報をブログに書き記します。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる